クレカの会員番号

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クレカの会員番号は、「BIN(Base Identification Number)」と呼ばれるものです。この番号は、クレカ会社が会員を管理、識別するために使われています。クレカ番号とカードの有効期限が第三者に知られてしまうと、そのクレカを不正に利用されてしまう可能性もないとはいえないため、クレカ番号が書かれたカードの表面はできるだけ人目に触れないようにしておいた方が賢明であるといえます。

さて、自分が一番よく使うクレカの会員番号は何桁であるか、すぐに思い出せるでしょうか?クレカの会員番号は、発行しているクレカ会社によって多少異なっています。主な例としては、ダイナースカードは14桁、VISAカード・MasterCard・JCBカードは16桁、アメックスカードは10桁もしくは15桁などとなっています。お手持ちのカードを、ぜひ一度よく眺めてみて下さい。
現在では、1枚のクレカがさまざまな機能を果たすことが多くなってきています。クレカ会社と郵貯や銀行、ノンバンクといった他の金融機関との提携も進められるようになり、1枚のクレカがデビットカードやキャッシュカードの役割を担うこともあります。また、磁気テープのICチップ化、非接触型端末の設置といった技術開発も着々と進行し、クレカを取り囲む環境は大きく変化しつつあります。

現在使用されているクレカは、かなり細かい点まで仕様がきっちりと定められています。ISO7810、あるいは7811などによって、カードのサイズや構造、素材などが厳密に規定されていることをご存知でしょうか?クレカの会員番号や有効期限、会員の氏名などはエンボス文字で表記されていますが、これらの文字の配置や浮き彫りの深さなども、一定の基準で定められているのです。不正な偽造や加工を防ぎ、揺るぎない信頼感を獲得するために、1枚のクレカは多数の進んだ技術によって作り上げられていると言うことができるでしょう。
クレカと言うと、会員番号と有効期限、会員の氏名がエンボス加工されたプラスチックカードを想像する人がまだ大多数であると思われますが、新たな技術の開発・進歩により、将来的には想像もつかないような形のクレカが誕生するかもしれません。

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このページは、 itosuiが2007年12月26日 09:21 に書いたブログ記事です。

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