安全にクレカを使うには

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クレカの情報流出事件が後を絶ちません。数万件にものぼる大規模なクレカ情報流出を記憶している人も多いことでしょう。クレカは消費生活を便利にしてくれるツールですが、一歩間違えると事件に巻き込まれかねないリスクをも持つものと言えます。安全にクレカを使うためには、どのような点に注意を払っておく必要があるのでしょうか。

クレカ各社は、カードを安心して利用してもらうためのさまざまなサービスを工夫しています。クレカの利用にあたっては、「なりすまし」や偽造カードといった悪質な手口が取りざたされていますが、このような被害に遭わないためには、各クレカ会社が行なっているネットサービスを利用するというのも一つの方法でしょう。
クレカの利用で無用のトラブルに巻き込まれないためには、不審な利用履歴をいち早く発見することが大切です。時間が経てば経つほど被害がふくらんでしまう可能性もあるので、最低でも月1回の利用明細はしっかり確認するように習慣づけておきましょう。ネットサービスを利用すれば、このクレカの利用明細をいつでもネット経由で確認することができます。過去にさかのぼって自分のクレカの利用履歴を確かめることもできるので、定期的にチェックしておくと安心でしょう。身に覚えのない請求があった場合は、即座にカード会社と連絡を取ることが大切です。

安心してクレカを使うために、カードそのものに安全対策を施そうという流れも生まれています。クレカやキャッシュカードのICカード化は、セキュリティ対策として効果の高いものです。旧来の磁気ストライプのカードと比較すれば、安全性の高さは歴然と言えるでしょう。
クレカがIC化されると、本人確認の方法は、それまでのサインによる確認から暗証番号による確認へと変化することになります。キャッシュカード同様、クレカの暗証番号も非常に重要なものです。カード犯罪の被害が叫ばれる中、カードの暗証番号を生年月日や住所といった他人にもわかりやすいものに設定している人の割合は、まだ高いという報告もあります。自宅の電話番号や、自家用車のナンバーなども、カバンごとカードを盗まれたような場合には危険が高くなるので、避けた方が賢明でしょう。自分にわかりやすく他人にわかりにくい暗証番号を工夫することも、クレカの安全性を高めるためには大事なのです。

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このページは、 itosuiが2007年12月26日 09:17 に書いたブログ記事です。

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