クレカのトラブル
クレカ犯罪の増加により、クレカのあまりよい印象を持っていない人が増えているのではないでしょうか?ただし、クレカの安全性については、さまざまな誤解もあるようです。クレカのトラブルと安全性について考えてみましょう。
クレカのトラブルの例として、クレカそのものを盗まれてしまうというようなものがあります。ただし、現金を盗まれてしまった場合なら、窃盗犯が逮捕されないかぎり泣き寝入りで、お金は戻ってきません。クレカの場合であれば、事件が発覚した時点ですぐにクレカ会社と連絡をとれば、そのカードは使用できなくなり、不正利用の被害を防ぐことが可能です。また、犯罪に気付いた時点で既にクレカが不正利用されてしまった場合でも、たいていのクレカには盗難保険がついているため、被害は補償されることになります。このように考えると、現金を持ち歩くよりクレカを持つほうが安全性は高いと言うこともできそうです。必要最低限の現金と1枚のクレカを持ち歩くように心がけていれば、盗難などのトラブルに巻き込まれた際の被害を最小限に食い止めることができるというわけです。
スキミング事件では、クレカそのものは盗まれなくてもカードの情報が盗まれしまい被害が出ます。スキミング事件は近年急増していますが、このような被害についても、クレカでは盗難保険が適用されることになります。盗難保険によってクレカは守られていると考えることができるでしょう。不正利用された被害額については盗難保険が下りるので、トラブルに巻き込まれた時にはすぐにクレカ会社に連絡することが大切です。
クレカのトラブルとしては、個人の利用の仕方に関わるものもあります。クレカが1枚あれば、手元に現金を持っていなくても高額の買い物をすることができるため、ついカードを使いすぎてしまい返済に困るという例もよくあります。クレカの「クレジット」とは信用を意味するもので、クレカを持つ人にはそれなりの自己管理が求められることになります。安全で便利にクレカを使うためには、防犯対策に常に気を配り、いざという時の心構えをきちんとしておくとともに、自分のお金に対する考え方をしっかりと持っておくことが重要です。クレカをむやみに怖がる必要はないのです。
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